大柄でも非力、小柄でも力持ちはなぜ起きるのでしょう?
その答えは筋力を決める因子を知るとわかります。
筋肉は多くの筋線維が集まっているものです。
その筋線維が縮んで身体を動かします。
筋線維が縮む力を筋張力といいます。
筋張力の因子
①筋断面積
筋線維は1本1本が太いほど大きな筋張力を発揮します。
これは見た目と比例しますので、イメージがつきます。
②運動単位の発射頻度
運動単位とは1本の運動神経が支配する多くの筋線維の事です。
少し難しい話ですが、簡単に言うと脳から筋を縮める命令を出す事です。
発射頻度が高いと大きな力を発揮できます。
③活動する運動単位の数
先ほど説明した運動単位は一つの動きでたくさんの運動単位が活動します。
しかし、100%使われるわけではなく、個人差があります。
活動する運動単位の数が多いほど大きな力を発揮します。
以上、②と③の要因で筋力と見た目は違います。
ではどういうトレーニングをしたら良いか?
気になる方はお声をかけて下さい。
栃下