生まれ変わったらつけ麺マンのつけ汁になりたいです。
長尾 惇平です。
という事でそれってどっちの話です。
私達が日常的に使っている言葉の中には商品名であるものが多く含まれています。
まぁまずは手始めにメジャーな物から…
「写メ」:携帯電話のカメラ機能を皆さんこのように呼んだことはありませんか?
これはソフトバンク(※当時はボーダフォン)が発売した「写真つきメール」の商標です。
勿論ご存知ですよね?
次に「ウォシュレット」:温水洗浄便座の事を皆さんこのように呼んだことはありませんか?
これはTOTOが発売した際の商標ですよね?
メジャーものの最後は
「宅急便」:宅配サービスの事を皆さんこのように呼んだことはありませんか?
「いやいやスタジオジブリの『魔女の宅急便』は?」というお声が聞こえてきそうですね。
宅急便はヤマト運輸の宅配サービスの商標です。
実は…魔女の宅急便の原作者の角野栄子さんがこの事を知らず、刊行したことが原因で、
スタジオジブリの映像化に至っては商標を使用することと企業宣伝の点で折り合いをつけて
作品が映像化されたという逸話があります。※ちなみにジジとヤマトの黒猫は無関係。
と言ったところで最後にヘビー級のものをひとつ。
「ホッチキス」
これも実は商標です。
では、本当の名前は?
知りたい方、わかったという方は是非長尾までお申し付けください。
商標がそのものの名前になるという事は、
それまでにこの世になかったからですよね。
しかも、広く世の中に浸透していくもの。
これって生み出す事ができることに壮大なロマンを感じますよね。
私が好きなドラマに「リッチマン、プアウーマン」という作品があります。
その中で小栗旬さん演じる日向徹が
「誰が作ったかが重要じゃない。何を作ったかが重要なんだ」というセリフが印象的です。
今この世に無くって、生まれたら世の中が豊かになり、人があたりまえのように使う。
1990年代後半に生まれた携帯電話の写真機能や
2000年に生まれたスマートフォンは14年でここまで普及するとは誰も予想していませんでした。
普及し、呼称される商標は生み出した企業の「優勝トロフィー」みたいなものなのかもしれません。
「一番早く生まれ、一番親しみやすく、一番便利で賞」的な。
運動や健康の分野で生み出すには何があるのかな?
と考えをめぐらせますが、今は良いものが考え付きません。
という所でそれってどっちの話でした。
では。
長尾 惇平