きな粉棒っていう固い餅のお菓子で歯を折った経験があります。
長尾 惇平です。
今、駄菓子が海外の観光客が注目しているという新聞記事を見ました。
私はお菓子が好きなので、海外のお菓子はもちろん好きです。
ハリボやRAYSポテトチップス等、美味しくておしゃれなお菓子はたくさんありますよね。
海外から観光で日本を訪れた人にとっては逆の感覚なのかもしれません。
まさに「COOL JAPAN」ですね。
私が生まれた頃の広島では街のお好み焼き屋さんの片隅に駄菓子ゾーンがあり、
御昼間は子供が駄菓子や一銭洋食等を買いに訪れ、夜になるとお好み焼き屋になるというスタイルが主流でした。
決まって年配の女性が割烹着で店を構えていて、暗算がとても速いという共通点があります。
A4サイズくらいの段ボール箱にお菓子を入れておばあちゃんに見せると、「○○円!」と言ってくれます。
週に1回おこづかいを握りしめ行ったものです。
お金の計算もこういうお店で知らず知らず勉強したと思います。
ちなみにローカルネタですが、そういった店は何故か本来の名前ではない独特の呼称をされます。
私の育った地域の駄菓子屋は「酒屋さん」※酒は売っていない。そもそもお好み焼き屋です。
祖母の家の近くは「まつやさん」※まつやという屋号ではない。まつやとは誰なんでしょう。
友人の育った地域では「まぁちゃんつ」※意味は不明です。原型すらわかりません。
そういった店は私が中学校ぐらいの年になるとどんどんなくなってきましたね。
駄菓子=コンビニエンスストアです。
最近の子供もスーパーやコンビニエンスストアで購入するのでは無いでしょうか。
こういった古き良き日本の風景が少なくなっていく事は少しさびしいですね。
という事で駄菓子の話でした。
では。
長尾 惇平