水曜アニメ「FREE」が最終回を迎え、私は水泳のモチベーションを何で上げるか模索中です。
長尾 惇平です。
という事でチームワークの話です。
以前にもこのアニメの事をお話ししましたが、このアニメは本当に水泳好きに見て頂きたいです。
高校水泳の青春がすべて詰まっています。
その中でもこのアニメはリレーに対する想いがとても強いです。
主人公が通う高校は水泳部もない弱小高校ですが幼馴染3人と陸上部からスカウトした水泳素人1名、ライバルの妹で水泳部を作ります。
ちなみにライバルは小学生の時にリレーを組んでいた幼馴染の1人です。
最終回は全国高校総体(インターハイ)でリレーを泳ぐ話ですが、その内容を見ていると高校の時を思い出して号泣です。
水泳は個人競技で孤独なスポーツと思われがちですが、私の経験では「団体(ポイントによる)」「リレー」など、チームで争う事が多いです。
オリンピックの際にあの北島康介選手がメダルを獲得できず、リレーを迎えた際に日本代表チームは「こうすけさんをメダルなしに日本に帰すわけにはいかない」と
チームを奮起させていたそうです。
競技一つを見ればまちがいなく「個人競技」ですが、水泳の内面は「多くの気持ちに支えられて行う、チーム競技」です。
家族、コーチ、マネジメントを行うスタッフ、チームドクター、チームメイト全てがレースで良い結果を残す為に個人を支えています。
良く家族に「惇平は応援が召集も合わせて5分くらいで終わるね。」と言われてました。
それでも家族は可能な限り応援に来ていました。
その想いが身体や心を突き動かすのです。
この1分の為なら練習中に死んでもいいと思えるのです。どんなにつらい練習も耐えられるのです。
高校最後の試合は0コンマ3秒で決勝に残れず、宿舎で号泣した事を覚えています。
その後、女子部の部長が冷凍パインを袋から出した瞬間、川に落としたのをみて爆笑した事も覚えています。
レースはその時、その瞬間にしか経験できない事なので、尊く感じるのでしょう。
当時は監督やコーチやマネージャー、友達に申し訳ない気持ちと悔しい気持ちがごっちゃ混ぜでした。
とうとう12日は京滋マスターズです。小さな大会ですが、「この大会しか出場しない」、「この大会なら頑張って出場する」というお客様も多い、
ヘミングにとっては大きなイベントになっています。
私は皆様にいい結果を残してほしいです。私もいい結果を残したいです。
チームヘミングは全力で戦ってきます。
ということでチームワークの話でした。
では。
長尾 惇平