昨日ヘミングは大掃除をおこない事務所やフロントは軽く模様替えをしました。
家の大掃除も頼まれています。長尾です。
ということで広島の話です。
先週の話にはなりますが、わが故郷広島のサッカーチーム
「サンフレッチェ広島」がシーズン優勝しました。
地元のチームが優勝するというのはとてもうれしいです。
プロ野球に関しても広島カープが初めてのクライマックスシリーズに進むことができ、
広島のスポーツが盛りあがった2013年でした。
広島の県民性としては
「めんどくさがり屋」、「かっこつけ」、「ミーハー(新しいもの、流行りもの好き)」
いい意味でいうと
「効率思考」、「見た目に細心の注意を払っている」、「流行に敏感」
と言ったところでしょう。
広島の方言には「たいぎぃ(めんどくさい、だるいの意)」という言葉があり、
広島は化粧品の消費量が1位、1世帯当たりの紳士服の販売数1位
今期サンフレッチェのゲーム観戦はJリーグ開幕期以来の動員数、
ホームであるビッグアーチは観戦者増減率はJリーグ1位
(要するに注目されていれば見に行くけど、いつも行ってるわけじゃない)
統計的に見ても広島の県民性がうかがえます。
広島の「実は」と言えば超有名選手がいない事です。
広島の有名選手といえば佐藤、高萩、青山ですが、
街行く人に聞いても知っている人は少ないのではないでしょうか。
それは、日本代表として活躍する機会があまりなかったからだと思います。
広島と優勝を争った横浜マリノスはピークを過ぎているとはいえ
中村俊介、中澤祐二が居ますし、現代表の齋藤学までいます。
簡単に言うと掛けているお金の金額が違うんです。
スタジアムに人が来ない→お金が集まらない→スター選手が浦和へ移籍→スタジアムに人が来ない
スター選手を獲得できない→スタジアムに人が来ない
という負のスパイラルの中に広島はいました。
こんな中で優勝なんです。ここにドラマがあるでしょう。
しかも2期連続の優勝。涙が出ます。
これ、広島カープもそうなんです。
スタジアムに人が来ない→お金が集まらない→高い年棒提示できない→阪神や巨人に移籍
→勝てない→スタジアムに人が来ない
そんな中で負け越しですけどクライマックス出場なんです。ドラマがあるでしょう。
先日前田投手が年棒2億越えで球団史上初というニュースがありました。
広島のマツダ球場は来場者を増やす為にバーベキューができるスタンドや
寝ながら見るベッドが置いているなど、様々な工夫がされています。
広島の限られた環境での努力の姿勢に涙が出そうです。
今回のスポーツの盛り上がりで少しでも広島のこの2チームにスポットライトが当てられ、
広島県人が元気になる事を願っています。(ただ、恐ろしく飽きっぽいんですけどね。)
という事で広島の話でした。
また、来週。
長尾 惇平