皆さん花粉はいかがですか?
春は杉、秋はブタクサの花粉で
まともに呼吸ができるのは
夏と冬だけです。
長尾 惇平です。
ということで、背中に目がない話ですが、
筋肉というのは始まり(起始)と終わり(停止)というものがあります。
体に近い方が起始、遠い方が停止という風に理解していただくとよいと思います。
![CYMERA_20121103_134042](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns=%22http://www.w3.org/2000/svg%22%20viewBox=%220%200%20300%20225%22%3E%3C/svg%3E)
このような感じです。
わかりやすく説明すれば、
この起始と停止を縮める運動が「トレーニング」で
伸ばす、離す運動が「ストレッチ」になります。
しかし、人間の体の不思議…
人間には「縮める機能」はありますが、「伸ばす機能」はありません。
はい、ここで問題です。
では、どうやって「ストレッチ」をすればいいでしょう。
筋肉は縮む筋肉の反対側に伸びる筋肉が存在します。
「主働筋」と「拮抗筋」の関係です。
![CYMERA_20121103_135156](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns=%22http://www.w3.org/2000/svg%22%20viewBox=%220%200%20300%20225%22%3E%3C/svg%3E)
この反対側についている筋肉を縮めることで
伸ばしたい筋肉は伸びます。
画力が乏しくて申し訳ございません。
結果↓
![CYMERA_20121103_135218](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns=%22http://www.w3.org/2000/svg%22%20viewBox=%220%200%20300%20225%22%3E%3C/svg%3E)
こうなるわけです。
このシステムのおかげで、人間は可動域というものが決定されます。
可動域とは「動く範囲」です。
では、ここで問題です。
年齢を重ねると背中が丸くなる(猫背)のはなぜでしょう。
今までの事をまとめると答えはわかります。
人間は「伸ばす機能」が備わっておりません。
なので、時間と共に関節は曲がる方向にばかり縮まってきます。
反対側の筋肉を縮めて、「ストレッチ」をしないかぎり。
背骨(脊柱)、肩、肘、膝、手首、足首などは次第に曲がり
結果!猫背になるということです。
ちなみに、身長が年齢と共に縮むのも同じ要因のもと起こっています。
では、ここで問題です。
このブログを読んであなたができることを考えてみましょう。
3個のうち2個は正解です。
①筋トレをする
②ストレッチをする
③テレビをみる
正解が知りたい方は長尾までお問い合わせください。
いつまでも鏡を正面から見ていたら、
ご自身の背中がとんでもないことになっている事に
気づかないかもしれませんよ。
なんせ人間には…
背中に目がないの話でした。
では、また来週。
長尾 惇平