最近スキップをすると
自分のリズム感の悪さに
スキップの見た目とは裏腹に
心が沈んでしまします。
長尾 惇平です。
気が付けば、8月も終わり、
残り4か月で1年が終わりますね。
もう4分の3が終了です。
バスケットで言えば第3Qまで終了した状態。
拮抗した勝負なら逆転も可能ですが、
10点以上の差は逆転が難しい局面。
今はそんな時期です。
勝負の結果がある程度見えています。
皆さんが年初に掲げた目標は結果が見えていますか?
私は重大な目標の1つは達成しました。残りは2つです。
1つは本を年間50冊読むこと。→これは達成しそうです。現在35冊
2つ目はガンダムフロント東京に行くことですが、これは難しそうです。
※行った方は是非情報をください!
ということで、ガンダムの世界の話ですが、
機動戦士ガンダムを皆さんご存知ですか?
ガンダムの中の世界は我々が住む地球と同じです。
増えすぎた人口の移民とそれに伴う地球環境保護を目的として、
宇宙に人の住めるコロニーを作ります。
そこに住む人と地球に住む人の摩擦を描いた話です。
ガンダムは戦車や飛行機と同じように兵器として描かれています。
※この上なくかっこいいですが。
地球には上流階級の人間や、政治家しか住むことができず、
宇宙に住む人たちを蔑むようになります。
地球から遠いコロニーでは様々な思想を持った団体が
宇宙で権力を握り始めます。
そこで生まれたのが「ジオン公国」(あのシャアがいる国)です。
アニメでは敵として描かれています。
地球軍対ジオン公国軍の中で使用されているのがガンダムをはじめとする
MS(モビルスーツ)という兵器になります。
この作品の中には子供向けアニメとは言い切れない
様々な教えが含まれています。
大人が真剣に見れば素晴らしいビジネスマンになれるかもしれません。
まず、皆さんが知っておくべきは
①ジオン公国は地球の国力の30分の1の力しかありません。
②にも関わらず、戦争の序盤は勝ちまくりです。
※ちなみにシャア一人で戦艦を3機落とします。
これは「ジオン公国」側のマーケティング技術、経営戦略が
戦争の初期にずば抜けていることがわかります。
地球軍の戦争は戦艦での砲撃で拠点制圧が主流ですが、
その際に砲撃を当てる「レーダー」が必要不可欠でした。
ジオン軍はそのレーダーを無力化する物質を手に入れ、
戦艦での戦闘からロボットの白兵戦を主流にしました。
当時のジオン軍はロボットの開発技術が地球よりも勝っていたので、
そこに目を付けたわけです。
ジオン軍 ロボットの開発技術が強 → レーダーを無力化 → 白兵戦 → 勝利
地球軍 物量、国力に自信 → 戦艦で砲撃での成功に固執 →敗北
このような流れがあるわけです。
ジオンは中小企業、地球軍が大手大企業に例えると
今の日本やリーマンショック以前のアメリカが
イメージしやすいと思います。
しかし、戦争終盤には思想の違いや、国力の差が露呈してしまい、
ジオン公国は戦争に敗北してしまいます。
戦争中期から地球軍もロボット開発に力を入れ、ジオン軍から手に入れた
「ザク」を研究し、「ガンダム」の開発。
そこから「ガンダム」を低コストで大量投入するために「ジム」という量産機を開発。
物量や資源はもともと30倍ですから、そこからの巻き返しは想像がつくでしょう。
対するジオン軍は指揮をする「ザビ家」が内部分裂を起こし、
理念の崩壊から思想の分裂。
結局、長女が総司令である長男を暗殺して戦争は終了。
※長男はジオンの創始者や父親を暗殺しています!ひー!
どれだけ、技術や強みをわかっていても、理念や思想が違えば
組織は成功しないことの現れですね。
肝に銘じます。
そのザビ家長男「ギレン・ザビ」の名台詞です。
「悲しみを怒りにかえて、立てよ国民!」
地球侵攻の指揮を執った兄弟を亡くした際の演説で、
挫折なんてしてないで、自分たちの強みを相手に見せてやろう!という
長男のリーダーシップがピークの時のセリフです。
本当にガンダムという作品は心が躍ります。
ビジネスマンという視点で見たガンダムは
私を「ニュータイプ」に導いてくれそうです。
宇宙世紀の話でした。
では、また来週。
長尾 惇平