うっすらと汗ばむほどの陽気が、本格的に夏が近いことを知らせています。畑中です。
今回、面白い記事を見つけたのでお伝えします。
皆さん、イメージ通りに「身体が動かへ~ん!」 な~んてことはありませんか。
例えば、何もないところで躓ずいたり、階段の上り下りでバランスを崩しそうになったり、お釣りを受け取ろうとして落としてしまったり、という経験… あるんちゃいますか。
躓いたら、脚の筋力が弱くなったんかなぁと思うかもしれませんが、それだけではないのです。
これは「巧緻性(こうちせい)」と呼ばれる頭の中でイメージした通りに身体を動かす能力の問題でもあるんです。
身体を動かすときには、頭の中のイメージを実現するために、脳から司令が出て筋肉が動き、一つの動作が完成します。
年齢を重ねるとこの一連の働きが低下して、身体が思い通りに動きにくくなるんだそうです。
つまり、巧緻性には神経系の伝達が大きく関わっているというわけです。
例えば、子どものころから工作や絵画が得意な人がいてますが、手の指をうまく動かして、頭の中のイメージを具体的に表現するためにも、巧緻性が重要です。
手先が器用なのは、神経系の伝達がうまくいっているということです。
年を取ると、手で細かい作業をするのが難しくなってくることがありますが、それも巧緻性の衰えなんですって。
もし、頭の中でイメージした通りに身体が動かなくなり、立つ時にバランスを崩したり、歩く時に躓きまくったりといった基本的な日常動作ができひんようになったらどうしますか?
想像しただけでも恐ろしいでしょう。
ここで一発、巧緻性の衰えを防がなければっ!! というところでまた来週です。