娘が立つようになって、いろんなところによじ登っています。
長尾 惇平です。
ということでベビーカーの話です。
先日日経新聞に記載があったのですが
「電車混雑時にベビーカーはしまうべきか」という題目で記事が出ていました。
私も家族に小さな子供がいるので非常に興味深い記事でした。
実際に経験した中で、ベビーカーを駅まで持っていって電車に乗って
「ふ~」と椅子に座って子供をあやしていたら
舌打ちをされた経験があります。
辛かったです。
諸外国が「電車混雑時にベビーカーを折りたたまないのは迷惑である。」
と回答した人の割合が20%という中で日本は40%です。
なんと世界一高い数値だそうです。
ドイツやスウェーデンでは10%ということなので、日本の割合の高さに驚きます。
日本は公共交通機関が混雑しやすいので一概に比べるべき数字ではないのかもしれませんが、
日本のママたちにとって日本の電車やバスが利用しにくいことは明白です。
これは日本の少子化が進んでいることも納得がいきます。
アメリカでは、乗車時に折りたたむことが義務化されていたので、
※2016年3月より「折りたたむ要請ができる」に変わっています。
さほど大きな問題にはなっていませんが、それも周囲の反応は優しいから成立しています。
日本はマナーや礼儀という抽象的な意識の上で成り立っているので、
価値観の相違が生まれた際には大きな摩擦を生みます。
もしかしたら「混雑してるのだから折りたたむのは当たり前」と思っている方がいらっしゃるかもしれませんが、
ママたちは自分の荷物やベビーカー、おむつ、哺乳瓶、マグ等をもって子供を抱っこしています。
これは計り知れないストレスです。
私も娘と二人で電車に乗った際には運動している体でも「大変」と思いました。
降車のときにそれを持って人をかき分けて扉に向かうのは困難を極めます。
ママたちは大変なのです。
日本もある一定のルール、マナーの線引きは必要かもしれません。
それはママたちを守る為です。
しかし、ルールを決める前に日本も諸外国のようにママたちを守る風土が必要だと思います。
家事、育児、旦那の世話で日本のママたちのストレスは大きいです。
私たちで日本のママたちを守っていきましょう。
と思いながら電車に乗っています。
子は宝です。
ということでベビーカーの話でした。
では。
長尾 惇平