娘の離乳食がはじまり、いろいろと口にすることが増えました。
長尾 惇平です。
ということでししおどしの話です。
娘は食べこぼしを受け止めるポケットのついたエプロンで食事をしています。
最近のお気に入りはミカンなのですが、
3房ぐらいを手で握りしめ、大事そうに果汁を吸い取っています。
手からぽろんと落ちてポケットに入ると「どこ?」といった表情できょろきょろします。
妻が「ここよ~」とポケット指さすと、「にやり」と笑ってポケットに手を伸ばします。
しかし、…エプロンに顎がひっかかり、手がミカンに届きません。
首がまだ短く、手足の短い娘は試行錯誤してポケットに毛を伸ばしますがどうしても届きません。
(私たちは笑いが止まりません。)
娘は「ん~!」と考えた挙句、エプロンと首の間のわずかな隙間に顎の先を突っ込み始めました。
下唇が完全にエプロンの下に隠れた時には、その姿があまりにも滑稽で夫婦そろってお腹を抱えて笑ってしまいました。
下唇が完全に隠れている娘は「何がそんなに面白いの?」といった顔でこちらを見て、
ミカンをとるためにポケットに手を伸ばしています。
すると…ミカンに手が届き、見事にキャッチ!
こちらを見ようとした瞬間、下唇がエプロンから勢いよく出てきて…
「かぽんっ!」と言いました。まるでししおどしのように。
爆笑です。
娘はミカンがつかめてニコニコしていましたが、私たちは一連の娘の動きがなんとも愛らしく、
笑いが止まりませんでした。
すこしづつ大きくなってできることも増えるとみていると楽しいですね。
ということでししおどしの話でした。
では。
長尾 惇平