4月ももうすぐ終わります。
2015年の3分の1が終わるという事で自分の中でも気を引き締めねばと思います。
長尾 惇平です。
という事で士気の話です。
昨年Aランク入りを果たした広島東洋カープですが、
今期は打線が振るわず最下位… ぐぅ…なぜでしょう。
という所で昨日の試合から、
昨日、阪神対広島のゲームで2回表バッター黒田、ピッチャー藤浪という場面でこの事が起こりました。
※私はカープファンですが、阪神も好きです。私からしたら阪神、広島戦は手に汗握る好カード。
この日コントロールが安定していなかった藤浪選手は、バントの構えをした黒田選手に内角いっぱいの球を2球投じました。
皆様ご存知だとは思いますが、日本のプロ野球では投手が長打を打つ事はほとんどありません。
バッターボックスに入っても無理に打つ事等ありません。それは投手がピッチングに集中して失点を抑える為です。
その投手である黒田選手に2球連続で内角いっぱいに投球するという事は黒田選手にとってはあまりいい気がしません。
この投球を受け、黒田選手は藤浪投手に詰め寄ります。乱闘寸前の一大事です。
この事は両チーム間に入り、大事なく試合は進みます。
結果としては11-3で広島が勝利する事となります。
試合後の黒田選手のインタビューでは「あそこで僕がヘラヘラしたらチームの士気に関わる」という事を言ってました。
過去にもブラウン監督が2007年に1塁の塁審の判定の抗議でベースを投げて退場というエピソードや
昨年にはエルドレッド選手が肩に当たり、頭部をかすめたデッドボールに対して正直に申し出て相手ピッチャーの退場を制したというエピソードなど、
チームの士気が高まる話がたくさんあります。
「投手王国広島」と言われるように大野投手や津田投手、北別府投手や佐々岡投手等様々な投手を見てきました。
今回の黒田選手の話は賛否様々な意見がありますが、私は藤浪投手にもカープの選手にも良かった出来事だと認識しています。
他の投手がらみの感動エピソードはまた別の機会に…
今期は本当に投手に恵まれて、本当にリーグ優勝のチャンスなので、こういった機会にチームには奮起してほしいです。
私も各所から厳しく言われる事もありますが、今回の黒田選手のインタビューを聴いて
「ここでヘラヘラしたら駄目だ」という意味だと再確認いたしました。
悪いことが起きた際に弱くなる事やヘラヘラしてよいことなんてありませんね。
そこで奮起してこそ、改善に向かっていきますね。
今年のカープは自分の心を投影しているようで見ていると心がぐっと引き締まります。
私も頑張るのでカープにも頑張ってほしいです。
という事で士気の話でした。
では。
長尾 惇平