センチメンタルな夜は
そばに誰か居て欲しい。
そんな時は日本酒を転がしながら、
部屋にあるガンダムに
間接照明を当てて
いろんなポーズにして
ニヤニヤしてやる
長尾 惇平です。
現在ブータン王国の国王夫妻が来日しておりますが、
ワンチュク国王の演説は心打たれるものがあります。
一部を抜粋しますが、
「今日のめまぐるしく変化する世界において、ブータン国民が何よりも調和を重んじる社会、若者が優れた才能、勇気や品位を持ち先祖の価値観によって導かれる社会。そうした思いやりのある社会で生きている我々のあり方を、私は最も誇りに思います。我が国は有能な若きブータン人の手のなかに委ねられています。我々は歴史ある価値観を持つ若々しい現代的な国民です。小さな美しい国ではありますが、強い国でもあります。」
このことが言えるのは、日本のリーダーが日本の国民性にどれだけの誇りを
他国にアピール出来るでしょうか?ってことです。
一見して他国からは豊かに見える国ですが、
厚生年金の受給年齢の引き上げや、
大学生の就職内定率は59.9%と低い水準が続いていることなど
後ろにも前にも希望が持ちにくい国になってしましました。
国王制をであるブータンのリーダーは
ワンチュク国王なのですが、
我が国のリーダーとは大きく違いますね。
因みにブータン王国は国民総幸福量(GNH)を提唱しており、
ブータン王国の国民に
「貴方は幸せですか?」と尋ねたら、
9割の国民が
「幸福」と答えるそうです。
9割ですからね。
それはすごい!
国民総幸福量については
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E6%B0%91%E7%B7%8F%E5%B9%B8%E7%A6%8F%E9%87%8F
こちらでご確認ください。
ワンチュク国王が来日後
日本では
「ブータンフィーバー」が起こっています。
旅行会社などに問い合わせが殺到しているそうです。
しかし、私はブータン国民がブータンに居るから「幸福」なのであって、
日本人がブータンに住むことでは「幸福感」が
得られないのではないかと考えています。
私たちは私たちの力で日本人の「幸福」を考える必要があり、
リーダーは方向性を示すべきであると考えます。
それこそが「愛国心」であり、
ワンチュク国王の言う「小さくても強い国の誇り」なのです。
小さい単位で「友達」「家族」
大きな単位で「会社」「国」
変えるのは自分ですよ。
本当に幸せですか?
では、また来週。
長尾 惇平