私のファッションのこだわりは
どんなに暑くても季節上秋ならば
半袖では絶対に出歩かないことです。
9月に入ったらジャケットを羽織る。
5月になったら半袖を着る。
春は明るい色、夏は原色を入れる。
秋は自然の色を使って、冬は暗い色に差し色を入れる。
これで決定!
長尾 惇平です。
昨今、韓国のアーティストが日本でデビューをして
人気を博していますが、その背景には
韓国のエンターテインメント業界のデビューまでの
流れが大きなキーポイントになっているようです。
昨日、「NEWS ZERO」の中で
「K-POPブームの黒幕が語る、韓国芸能界」
という特集が放送されていました。
御覧になった方も多くいらっしゃると思います。
その中では
「J.Y.PARK」という音楽プロデューサーが創業の
「J.Y.Pエンターテインメント」というプロダクションの話が
中心になっていました。
これは私の主観も含まれていますが、
K-POPの魅力は
「高い音楽センス」「高いパフォーマンス」「高いビジュアルセンス」
であると考えます。
要するに
「音楽もパフォーマンスも見た目もカッコ良い!」わけです。
番組内では
J.Y.PARK氏がズバッとその理由を解説していました。
それが明快で「納得!」の内容でした。
J.Y.PARK氏の語るK-POP人気の要因は3つです。
?人格
?基礎形成
?流れ
の3つです。
まず、?人格なのですが、
J.Y.PARK氏が最も重要視しているのが
「思いやりを持つ事です」
思いやりの無い人間には魅力を感じる事が出来ないということです。
この点は非常に共感が出来ます。
人格(礼儀や優しさ、思いやりなど)が欠落していると、
周りの人に迷惑をかけます。
私も何よりこの点を大事にしています。
?基礎形成
K-POPアーティストの多くはデビューするまでに
5年から10年の間、基礎を学ぶ為にダンスや歌のトレーニングをします。
近道は無く、徹底的に基礎を叩き込むというのが、
韓国エンターテインメントの基本となっているようです。
その為、非常に高い質のパフォーマンスが披露出来るのでしょう。
歌がうまくない、ダンスがうまくないっていうことは稀ですよね。
?流れ
J.Y.PARK氏が最後に言っていたのは
「韓流はあくまでも”流”。流れはいつか弱くなる事は分かっている」
ということです。
先週のM.Tさんのコメントを借りれば、
「魚は頭から腐る。魚の目を持ち、流れを見極めよ」です。
K-POPアーティストの多くは韓国語だけではなく
「英語」や「日本語」、「中国語」などの言語を話せます。
メンバーで「英語担当」など分かれているグループもあるようです。
これは視野を「ブームの日本」だけではなく、
「アジア」「欧米」も入れているということです。
そして、「音楽」というジャンルだけではなく
「映画」「演劇」等、その他のジャンルにも
活躍できる力も持ち合わせています。
次々と新たなブームを起こし、流れを見極め
その力を発揮しています。
ここまで力をつけているK-POPアーティストに
「魅力」が無いわけがありません。
これは、輸出依存度が高い韓国だからこそ海外に対する
「商品の売り方」が特化していると思います。
輸出依存度は韓国で約5割。
日本は約2割です。
ここで日本の国民性について考えてみましょう。
日本にも素晴らしいアーティストは沢山います。
ジャニーズやAKBの様に下積みが長く、実力のあるアーティストは様々います。
しかし、J.Y.PARK氏の言う3要素と比べた場合、
日本のアーティストが世界に手を伸ばそうとする機会は少ないです。
ここに日本と韓国の差が出てきます。
日本は経済もある程度の「国内需要」が高いので
海外に対しての「商品を売り込む」という事をないがしろにしつつあります。
更に「内向的」な日本の国民性が
海外よりも国内に目を向けやすいです。
今後、K-POPだけでなく様々な商品や文化が
日本に入ってくる中、日本の国民性を守りつつ
新たな「日本の売り込み方が」必要になってくると考えます。
今後K-POPアーティストを見ながら、
日本人は視野を広く持つ必要があるのではないでしょうか。
では、また来週。
長尾 惇平