私がブログで使っている
「どーん!」というフレーズを
インストラクターの伊東さんに
ブログで真似されたあげく、
「ボーン!」っていうアレンジを
加えられた事に驚きが隠せません。
長尾 惇平です。
人間にとって最強の毒とは何か?
私は「慣れ」だと考えています。
簡単な事や、大変な事に慣れることは危険であると思います。
人間には遺伝子レベルで苦痛に対して耐性を持つ機能があります。
このような機能があるお蔭で、
人間は進化をする一方で退化もしているわけです。
私はこの「慣れ」にこそ危険因子があるのではないかと考えたわけです。
良い事も悪い事も含めて「慣れる」事で、人間の記憶が風化してしまいます。
鈍るということです。
例:消費税0%→3%になり騒ぐ→その生活にも慣れる(意見を出す人がいなくなる)
→5%になり騒ぐ→その生活にも慣れる→10%の議論が出る→慣れる?
という事です。
「消費税なんかあったら私生活できない!」
なんて言っていた主婦の方も半年もすれば普通に生活できてしまうんです。
慣れてしまう事で新鮮な議論や考察、行動は生まれません。
消費税を例にすれば、消費税導入の際に
消費税の必要性や税金の利用方法など
様々な議論が繰り広げられたと思います。
(私は幼稚園の時なので覚えてませんが…)
ここにこそパワーが生まれるのです。
震災後、日本にとって危機的状況ですが、
長年のリーダー不在で迷走しているJAPANです。
こんな事に慣れて良いのでしょうか。
少しずつ、本当に誰も気付かないぐらい少しずつ
人間という種族を蝕み
思考や記憶、行動をコントロールする
「慣れ」
は間違いなく毒です。
恐ろしいですね?。
勿論この「慣れ」は悪い事だけではなく良い事もあります。
慣れる事で作業効率は格段に上がります。
(余談ですが、昭和生まれと平成生まれで臓器や歯の数が違ったりします)
漸進的な考えが必要ですね。
人生には。
勿論トレーニングにも。
ただ、早起きには一生かけても慣れません。
どーん!
では、また来週。
長尾 惇平