ヨドバシカメラですが、もっぱらビックカメラ派です。
長尾 惇平です。
京都駅前(旧近鉄百貨店跡)にヨドバシカメラがオープンしたわけですが、
京都駅の近くに住んでいる私としては、
そんな近くになぜ作るんだい?と疑問を抱く所です(嘘)。
何故嘘かは後に記載しています。
京都駅近辺に
「ビックカメラ」「ヨドバシカメラ」「ジョウシン」「ソフマップ」「ミドリ電化」
という大手家電量販店がひしめいております。
ソフマップはビックカメラ系列のお店なので、計4社が自店の生き残りを
かけて戦うのですね。
家電トレーナーな私はこの戦いから目が離せません。
競合店がひしめき合う事で我々消費者にとって嬉しい事が
あります。
?最適な価格で購入できる。
?上質なサービスを受ける事が出来る。
こんな所でしょう。
特に家電量販店は価格競争が激化しています。
「他店よりも1円でも高い場合は安くします」
は皆さんも聞いた事があるのではないでしょうか?
販売価格(税抜き)?(原価+スタッフの人件費などの費用)=粗利(儲け)なので、
まず、商品が売れなければ儲けが出ず、店は潰れます。
よって、多少儲けを削ってでも自店で商品を売らなければなりません。
しかし、儲けが出なければお店は潰れます。
なので、「競合店に負けない安価で儲けを出す」必要があります。
それが私たち消費者にとって最適な価格なのです。
(必要以上に価格交渉をする事は店舗スタッフに嫌がられます。
その為、あまりまけてもらえない可能性もある。)
次に、価格とは別に良い事といえば、
サービスが上がる事です。
価格を下げない代わりに商品に付加価値を与えることで
価格以上の満足感を得る事が出来ます。
例えば、商品が同じものとして、
A店では、14万円のパソコンを販売しています。
それだけ。スタッフの商品知識も無ければ、対応も悪い、遅い。
B店では、16万円のパソコンを販売しています。
しかし、インターネットのプロバイダ契約料込みで、
送料、取り付け工賃、ワード、エクセル、インターネット講座も込みだとします。
どちらを選択しますか?
パソコンがわからない人ならB店を選ぶのではないでしょうか?
他にも店舗スタッフの挨拶や笑顔、店舗の清潔感、商品知識は全て、
商品の価値に加わるサービスです。
価格が負けてもサービスで勝てば消費者は買ってくれるのです。
店舗ではサービスを追及する必要がある。
なので、上質なサービスを私たち消費者は得る事が出来るのです。
ヨドバシカメラがオープンした事で京都駅付近の競合店が
どのような行動に出るのか私は楽しみです。
月曜日に無駄にうろうろしてやろうと考えています。
何も買えませんがね。
では、ヨドバシカメラで会いましょう。
いや、ヘミングで会いましょう。
また来週。
長尾 惇平