いよいよ夏の高校野球の地区予選が始まりました。
京都大会もいよいよ始まり、1枠の代表を目指して各チームが戦います。
その中で一つ気になったことが・・・
春の選抜にも出場し、ベスト8になった平安高校です。
今春から校名も『龍谷大平安』になって、話題になりました。
ただ、この夏は下級生部員の不祥事により3年生14人で大会に参加しているのです。
内容は以下の通りです。
夏の全国高校野球選手権大会で3度の優勝を誇る龍谷大平安(京都市下京区、安井大悟校長=今春、平安から校名変更)で、複数の2年生野球部員が下級生に暴力をふるっていたことが25日、明らかになった。日本高校野球連盟(脇村春夫会長)は大阪市内の同連盟で校長らから事情を聴いた上で、今夏の京都大会には3年生だけで参加することを認める応急措置を決めた。同校は1、2年生による新チームで活動する今秋以降については、当面、対外試合を自粛するとしており、来春の選抜大会への道は事実上断たれることになる。
日本高野連が不祥事に関する対応を、学年によって分けた例は過去にない。近年はチーム全体の連帯責任をできるだけ問わない方向に変化してきたが、さらに一歩進めた判断になった。西岡宏堂・審議委員長は「3年生の『最後の夏』はできるだけ救ってあげたいという観点で議論した。高野連としては大きな方向転換になる」と説明した。
高野連によると、4月から6月にかけ、同校の2年生部員5人が1年生の計11人に生活態度を注意する際にバットで尻をたたくなどし、1人は全治3週間のけがをした。被害部員の家族から学校に問い合わせがあって発覚し、20日に京都府高野連に報告があった。同校は5人を無期停学処分にしたという。
龍谷大平安は史上最多の春夏通算65回の全国大会出場を誇る伝統校。今春の第80回記念選抜大会でもベスト8入りを果たしている。京都大会のメンバー登録(18人)はすでに締め切られており、1、2年生の4人を除いた3年生14人で大会に臨むことになる。
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〈龍谷大平安・安井大悟校長の話〉 被害者のけがや心中を察して、心を痛めている。許されざる恥ずべき暴力行為で残念だ。お騒がせして申し訳ない。野球部の体質や生活の改善を進めたい。 ?asahi.com?
たしかに今までに前例の無い前向きな特別措置だと思います。
でも、これってメンバー登録していた3年生が14人居たから大会への参加が成立していますが、もし9人以下だったら参加出来なかったっていうことですよね?(野球は最低9名でおこなうのでそうだと思うのですが・・・)
野球は他の競技団体と違って、日本高野連が管理しており規律の厳しい団体という印象があります。
たしか、特待生制度問題でも数年前に議論になっています。
今後同じようなことが問題が起こったときにどういう対処をしていくのか、もし9人以下だったら参加できないのかどうなのか、
これからも、球児の頑張りを無駄にしないような、全ての学校に平等なラインを引いてもらいたいと思います。
にしだ