ご飯を食べないと筋肉は動かないということを街宣車に乗って言いふらしたいです。
長尾 惇平です。
ということで訓練の話です。
本日は休館日を利用して救命の研修を行ないました。
今回はプールでの事故防止、監視、そして救命処置の訓練を行なっております。
泳げない人に対しては5秒目を離すと溺れてしまうと言われています。
乳児、幼児は水深5cmでも溺れてしまいます。
まず、私たちの仕事は事故を起こさせない、仮に事故が起こってしまった際には迅速に行動をする。
この2点が基本になります。
事故が起こりにくいプール環境、事故を起こさせない監視体制、
そして事故が起きた際の救助、運搬、救命です。
訓練となると救命訓練を行なうことが重要です。
しかし、今回に関しては事故を起こさせないようにする訓練に時間を多く割きました。
例えば2名が1組になり、1名は溺者役、1名は監視役に分かれました。
監視役には5秒間目をつぶってもらい、その間に溺者役がプールの好きなところに沈むということをしました。
監視役のスタッフは驚きます。「あれ?いない!」
水面の光の反射、影、ロープの死角で人の姿は隠れてしまいます。
ここから探すとなると更に時間が経過するのです。
次に監視役が1名、お客様役が6名の1組で
6名のお客様は話し合って様々なシチュエーションを考え、
突然6名の内1名は溺者になり、監視役がそれを見つけるという訓練です。
これは様々なパターンをしました。
これはやればやるだけ経験値となりますから。
その後運搬、救命の訓練を行ない…
最後に総まとめの監視から救助、救命までを流れで行ないました。
約3時間プールに入りっぱなしでしたが、この3時間はかなり有意義でした。
これは定期的に行なって精度を上げていく必要があると思いました。
皆様の安全と安心の為に訓練は欠かせません。
ということで訓練の話でした。
では。
長尾惇平