しゃけは皮までちゃんとたべます。
長尾 惇平です。
ということで強度の話です。
前回なぜ高強度のトレーニングが必要かという文でしめたかと思います。
今回はその続きです。
運動強度はトレーニングの際の
「重りの重さ」、「速さ」、「回数」などによって決まります。
筋力トレーニングの際に運動強度の目安になるのが
「最大挙上重量」=「RM」というものです。
最大挙上重量とはその人が上げられる限界の重さという事です。
1回しか上げられない重量であれば「1RM」です。
10回しか上げられない重量であれば「10RM」です。
1RMであれば100%の筋力発揮
10RMであれば75%の筋力発揮をしていることになります。
日常生活は30%の筋力発揮と言われています。
この反復回数、重量に対して効果が決まっています。
一般的にトレーニングとして効果が得られる挙上重量は「20RM」以上の重さです。
20RMは60%の筋力発揮になります。
逆に言うと20回以上できる重さであれば、筋力に対して効果が期待できないということです。
仮にダイエットを目的にしている場合、「わたしはしんどいの嫌です」といって20回以上できる重さでトレーニングしていても
筋肉の具体的な変化が起きず、太りやすい体のままです。
繰り返します。
20回以上の反復運動では筋肉の変化は期待できません。
筋肉の変化がないということは代謝が変わらない。
痩せたいのにやせない。
筋肉つけたいのに筋肉つかない。です。
では、どうすれば…
20回しかできない重さにしてください。
筋肉をつけたい人は
8回しかできない重さにしてください。
それが原則なんです。
トレーニングが好きだから重くしているのではないのです。
それしか効果が期待できないから重くしてるのです。
ということで強度の話でした。
では。
長尾 惇平