盛夏の疲れの出やすい時節となりましたが、夏風邪など召されていませんか。畑中です。
前回に引き続き
「脱水症はどんな病気につながっていくのん?心配やわぁ。あっ、そういうたら、そんな症状になったことあるわ。えぇっ!それも脱水症からくるもんやったん?。聞いといてよかったぁ」の2回目です。
まずは身体にどんな症状が現れてくれば「これ脱水症ちゃうんやろか」ってなるんでしょうか。
身体の中で体液をたくさん必要とする脱水症に弱い臓器は、脳、消化器、筋肉の3チームだそうです。
ですから脱水症になると、
・脳チーム
⇒めまい、立ちくらみ、集中力・記憶力の低下、頭痛、意識消失など。
・消化器チーム
⇒食欲低下、悪心(吐き気)、嘔吐、下痢、便秘など。
・筋肉チーム
⇒筋肉痛、しびれ、麻痺、こむら返りなど。
が起こります。
また、脱水症には急性と慢性があります。
・急性チーム
⇒下痢や嘔吐、大量の汗などで急激に体液を失ったときに起こりやすく、その代表例は熱中症や、急性胃腸炎などに伴う脱水症です。
大人よりも水分の出入りが激しく、自分では症状に気付きにくい子どもは特に、急性の脱水症になりやすいようです。
急性の脱水症は、点滴や経口補水液で速やかに治療すれば、脱水の程度にもよりますが回復も比較的早いです。
・慢性チーム
⇒普段の生活で水分摂取が不足するなどして、徐々に体液が減っていく状態のことをいいます。
もともと身体の中の水分量が少ない高齢者に多いのが特徴で、身体の不調はなんとなく感じていても、急激な変化ではないため、
本人も周囲の人間も、脱水症と気づきにくい。その結果、様々な病気の要因となっていきます。
脱水症が引き起こす様々な病気とは…。
脳☆梗☆塞
心☆筋☆梗☆塞
肺☆炎
「こんな病気にかかるのは、脱水だけでなく、他にも要因がいっぱいあるんちゃうのん」っていうおじ様方…。
脱水症にならないように、ちょびっとずつ水分補給をするだけで、数%でも確率が低くなるんです。
「そんなもん大きなお世話や。汗をかいたら喉乾いたんを我慢してビールの一気や。ほっといてくれぃ」っていうおじ様方…。
病気にかかった時に面倒見るのは周りの家族の方ですよ。
今までわがままし放題やったんなら、少しは考えてみてはいかがでしょうか。
っと自分に言い聞かせて今回は終了です。