寒気日増しにつのり、冷え込みの激しい毎日ですが、お変わりございませんか。畑中です。
忘年会シーズンを気持ちよく乗り越えようシリーズの第2弾です。
テーマは…。
飲酒後の入浴はあきませんよ!! です。
なんであかんのでしょうか?
酒飲みのおじ様方は、「熱い風呂に入って酒を抜いてくるわぃ」ってよくお話しになられます。
言ってあげてください!
「お酒を飲んだ後や特に寒い時期の入浴は、血圧の変動が激しくなるので非常に危険なんですよ!」ってね。
血圧は気温によって変動するのだそうです。
気温が低いと体温を下げないようにと血管を収縮させ、血圧が上がります。
気温が上がると、熱を放出して体温を下げようとして血管は拡張するので血圧は下がります。
このため、夏は血圧が低くなり、冬場は血圧が上がるのです。
そして、冬場に寒い浴室でお風呂に入ると、身体が感じる気温・水温は激しく上下動するので、血圧も大きくアップダウンします。
温かい部屋から寒い脱衣所に行くと血圧が上がり、湯船に浸かると交感神経が緊張して血管が収縮し、さらに血圧が上がります。
そのまましばらく浸かっていると身体が温まり、血圧が下がってきますが、湯船を出て寒い脱衣所に行くと、また血圧が上がります。
血圧行ったり来たりで大忙しですわ。
急激な血圧の変化は身体への負担が大きくなります。
特に高齢で高血圧の方では、入浴時に心筋梗塞や脳梗塞、あるいは脳出血などで重篤な症状に陥る危険性が高まります。
また、年齢を重ねるにつれて、体位の変化(臥位、座位、立位など)に対応して血圧を一定に維持する能力が衰えてくるため、湯船などから立ち上がったとき頭に血が十分に回らず倒れる確率も高まるのです。
今年は暖冬といいますが、油断は禁物です。
ただでさえ冬のお風呂は注意です。
それにお酒も飲むなんて…。
さらに危険度がUPしますねん。
この続きはまた来週!
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