葉を落とした木々の梢に風が鳴りわたり、わびしい気持ちがいたします。
いかがお過ごしでしょうか。畑中です。
11月も終盤を迎え、間もなく12月。忘年会のシーズンです。
「今年も飲むんですか?」
「飲むでぇ!」
「飲まんと死にますか?」
「死ぬなぁ。飲めへんくらいなら生きてる意味ないやろ!」
っていう二日酔い予備軍の皆さまへの2回目です。
前回にちゃんぽんは、あきませんよっていうお話しをしました。
んっ?
何ですか?
「そんなん言われんでも分かってるし。それでも飲み過ぎてしまうねん!」
なるほど…。
ということは、これは「日本の飲酒文化」の問題とちゃうやろかということです。
先日、お酒大好きで365日欠かさず飲むという方とお話しする機会がありました。
この方は仕事で海外に行く機会が多く、海外に行ってもちゃんと飲んでるんやって自慢されるのですが、日本人に比べて外国人は飲むペースが非常にゆっくりやって言うてはりました。
日本では、一つのお店に長いこと居るのはよくないと考える風潮が昔からあります。
適当なところで切り上げて次のお店に行くのが当たり前で、2軒目、3軒目になると記憶がなくなる… という経験をした人も居るのではないでしょうか。
「終電まであと30分やしあと3杯は飲めるやん」
「駆けつけ三杯」という言葉がある様に、つまみも食べずに急いで飲む。
その結果、待っているのは二日酔いです。
それに対して外国人では、一つのお店に陣取って、長い時間をかけてゆったり飲むらしいです。
おしゃべりしながら、食事と一緒にワインを味わいながら、じっくりとっていう訳です。
それでは、飲むペースが速いとどうなるんでしょうか?
血中のアルコール濃度が上がり、悪酔いするだけでなく、脳の中で理性や思考を制御する前頭葉の機能が低下してきます。
すると、自分で自分をコントロールできなくなって、笑い上戸になったり、泣き上戸になったり、歯止めなくお酒に手を出して飲み過ぎてしまったりするのです。
ほな、どないしたら血中のアルコール濃度を上げ過ぎひんようにできるでしょうか?
ヒントは「おつまみ」です。
また、来週!!