去りゆく夏を惜しみながらも、来る秋に心を奪われる今日この頃です。
って思ってたら、また暑くなってきました。
いかがお過ごしでしょうか。畑中です。
前回より、太古の祖先から伝わった原始的な警告シグナル「痛み」シリーズが始まっております。
一言で痛みといっても種類はぎょうさんあります。
足をガツンとぶつけたときの痛み…。
経験上、足の小指を椅子の角とかにぶつけた時なんかは、目の前が真っ暗になるくらい痛いもんです。
他にも頭が痛ぁ~い、歯が痛ぁ~い、みたいにズキズキするもん。
腹痛のように身体の中からシクシクくるもん。
筋肉痛のようにクゥ~ってくるもんもあります。
原因は様々ですが、仕組みは基本的に同じなんです。
身体のどこかで生じた刺激を痛みセンサーが感じ取り、神経を介して脳に伝えます。
ぶつけたときは物理的な衝撃が、筋肉痛では疲労物質が、そして病気やケガでは、患部で起きる炎症反応などの成分が刺激としてキャッチされるのです。
痛みを感じる仕組みの原形は、何億年も前に生き物の身体に宿った危険を知らせる警告シグナルからきとるようです。
熱や毒を浴びたとか、敵から身体の一部を食いちぎられたときにとっさに「逃げろ!あかん!」と警告を発するセンサーがいよります。
だから、危険の種類よりも「細かいことはええからとにかく危険なんや!」とわかることが何より大事だということです。
つまり、痛みはもともと「とにかく危険なんや!」と知らせてくれるシグナルだったのです。
痛みはとにかく飛び抜けて最大の嫌なシグナルなんで、逃げなしゃぁないんやでって、そんなやり方で太古の生き物は、自分の身を守っていたようです。
また、原始のスッペシャルセンサーは、今も私たちの体内に残っているらしいのです…。
えっ…。
それは…。
何なん…?
tranquilo!