梅雨明けを知らせる白南風が吹き、いよいよ本格的な夏がやってきましたね。。
いかがお過ごしでしょうか。畑中です。
えぇっ!
あんた大丈夫か?
こっ…これは熱中症ちゃうんか…。
この前、応急処置は教えてもろたけどそれだけでええんかいな…。
でも自信ないしなぁ…。
救急車呼んだ方がええんやろか…。
呼吸もしんどそうやし、顔も赤い赤いやん。
やばい!やばい!やばい!やばし!
はぁ…。はぁ…。
見とったらこっちまで息がしんどなってきた。
ふぅ…。ふぅ…。
身体も熱なってきた気がする。
このままではあかんわ。
どないしたらええんやろぅ…。
っていう経験はございますでしょうか?
熱中症の見分け方って難しいんですが、そのポイントをお話ししましょう。
まずは、熱中症が疑われる状況は次の通りです。
・めまい・失神・筋肉痛・筋肉の硬直・大量の発汗・ 頭痛・不快感・吐き気・嘔吐・倦怠感
・虚脱感・ 意識障害・けいれん・手足の運動障害・高体温
熱中症の場合、対応の大きなポイントなるのは意識の有無です。
名前を呼んだり、声をかけてみて反応がなければ、まず119番通報です。
また、反応があってもペットボトルなどを容器ごと手渡して、一人で水を飲めるかを確認してください。
ペットボトルを持つ手が痙攣して震えていたり、ダラダラとこぼしたり、うまく飲めなければ意識障害があると考えられるので、同じく119番通報です。
呼びかけに反応があれば
①涼しいところへ移動する
②服を緩め身体を冷やす
例えば
・皮膚に濡らしたタオルやハンカチをあて、うちわや扇風機であおぐ。
・服の上から少しずつ冷やした水をかける。
・氷のうや冷えたペットボトルなどを、首、脇の下、足のつけ根に あてて冷やす。
③水分・塩分を補給する
・大量に汗をかいてい る場合は、塩分の入っ たスポーツドリンクや 経口補水液、食塩水 がよいでしょう
※意識がない場合、無理に水を飲ませてはいけません。
詳しく知りたい方は環境省の熱中症予防情報サイトをご覧ください。
https://www.wbgt.env.go.jp/heatillness_pr.php#manual
最近は、高齢者の熱中症が増えているようです。
何故なのでしょう?
それは、次回ご説明いたします。