色とりどりにさまざまな花が咲き競う、美しい季節を迎えました。
いかがお過ごしでしょうか。畑中です。
コロナウィルスについては、まだまだ感染が広がっています。
少しでも早く終結させるためにも、正しい予防方法を確実に実行していかなくてはなりません。
前回では、「手洗い」についてご案内しましたが
今回は「咳エチケット」です。
ご存じと思いますが、以下のイラストをご覧ください。
…という感じなんです。
よく「飛沫感染」という言葉を耳にしますが、どんなもんなんでしょうか。
感染症患者の咳やくしゃみの「しぶき(飛沫)」を吸い込むことによって生じる感染経路のことです。
病原体はヒトの体内に侵入すると、鼻水や唾液、痰、便などと共に体外へ排出されるようになります。
咳やくしゃみをすると、病原体が含まれたそれらのしぶきがあたりに飛び散ることになってしまいます。
周りにいる人がそのしぶきを吸い込んでしまうことで感染が拡がってしまうのです。
しぶきは目に見えない細かさで思いのほか遠くまで飛んでいきます。
くしゃみをするとしぶきは半径2mの範囲にまで飛び散るとの報告もあるほどです。
感染症は感染者の近くにいなければうつらないと誤解している方もいますが、少し離れた場所にいても飛沫感染する可能性は少なくないのです。
完全に予防するのは困難ですが、まずは実践することで少しでもリスクを減らしていきましょう。