実りの秋を迎え、皆様にはますますご精励のことと拝察いたします。
いかがお過ごしでしょうか。畑中です。
「おぅっ 今日も噛んどるか」
「もちろん噛んでおります」
「噛むっちゅうことは大切なことなんじゃよ」っていう長老の話のつづきです。
「噛む」食材として、お薦めしたいのは
『魚介類』です。
やわらかい刺し身…。
堅い干物…。
噛むほどに味わい深い貝…。
など、食感のバリエーションが実に豊富です。
栄養面でも『おいしく噛む』という点からも、注目すべき食材なのです
魚介類は非常に栄養価が高いことも知られています。
例えば、
①魚の脂質に多く含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)などが、胎児や子供の脳の発育に重要な役割を果たすこと。
②肝臓がんや膵臓がん、男性の糖尿病予防、肥満の抑制、心臓や大動脈疾患リスクの低減。
③魚のたんぱく質は、大豆や乳たんぱく質と比較しても消化されやすく、人間が生きていくうえで必要な9種類の必須アミノ酸もバランスよく含まれていること。
④イカやカキに多く含まれているタウリンは肝機能強化や視力回復効果が期待されていること。
⑤サケ・マス・イワシ類にはカルシウムの吸収を促進するビタミンDが豊富であること。
⑥海藻類にはビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富に含まれていること。
他にもいっぱいあるようです。
自分の身体に気がかりなことがある方は、食生活を見直してみてはいかがでしょうか。