弥生三月だというのに冬将軍が忘れ物でもしたのでしょう。
肌寒い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。畑中です。
前回までは身体が温まっていないのにそのストレッチはやってはならぬというお話をしてきましたが、おまけで柔軟性についてお伝えしておきましょう。
ストレッチを始めて自身の柔軟性が高まってくると、“もっといったろかぃ”となってくるもんです。
しかし、柔軟性がありすぎることもまた困ったもんなんです。
例えば180度の開脚ができるということは、そのぶん関節が不安定になり、関節自体を傷めやすくなります。
関節を支えているのは筋力で、加齢とともに衰えてくると、えらい目にあう可能性が出てきます。
プロスポーツやアートの世界では極端な柔軟性が必要で、アスリートたちは柔軟な関節を支える筋力のトレーニングもしっかりと行っているのです。
日常生活ではそこまでの柔軟性は必要ありませんので、適度な柔軟性で良いかと思われます。
適度ってどれくらいかと言いますと一部位に対して30秒程度を2~3セット、これをほぼ毎日3カ月ほど続ければ柔軟性は上がります。
“頑張ってるのに全然柔らかくならへんねん”という方は時間が短いか、頻度が足りないか、もしくは痛みが出るところまで伸ばしてしまっている可能性があります。
“痛みが出るくらいまでやらんとやった気がせえへん”というイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはあらしません。
感覚で言うと“イタ気持ちいい”くらい、伸ばしている部位がプルプル震えないぐらいのレベルでストレッチを行うとよろしいんじゃないでしょうか。
大切なのは、少しずつでもええから継続することでございます。
NEW JAPAN CUP は、いよいよ本日が準決勝です。
メインは オカダカズチカ vs 内藤哲也
セミは 鷹木慎吾 vs ザックセイバーJr
16時~ 大阪城ホールでお会いしましょう。