連日のうだるような暑さには、いささか閉口しております。。
いかがお過ごしでしょうか。畑中です。
最近ニュースでも熱中症の話題が出てきていますが、今回より暑い夏を乗り切るための予防法と、いざという時の対処法をお伝えしていきます。
熱中症とは、高温の環境下で、体の電解質バランスや調整機能が崩れて起こる障害の総称です。
熱中症の症状の多くは、頭痛や嘔吐などがあります。
でも頭痛や嘔吐は他の病気でも起こることもあり、熱中症かどうかわからんやんってなりますよね。
その判断基準は…。
「暑いとこにおったかどうか」であるといいます。
風邪でも食中毒でも、熱中症と同じような症状が出ることもあり、それだけでは区別がつきません。
暑い環境に”おった時”、あるいは”おった後”の体調不良であることが熱中症の前提条件です。
秋・春・冬に同じ症状が出ても、熱中症を疑うことはまずないでしょう。
暑い夏やから熱中症ちゃうのん？って疑います。
熱中症やとわかれば、下記の通り、I～III度の重症度に沿った対応が必要です。
（I度）
めまい、立ち眩み、大量発汗、こむら返りなど
→応急処置（涼しい場所で休息、水分補給、体を冷やす）と経過観察
（Ⅱ度）
頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、集中力・判断力の低下など
→医療機関へ搬送
（Ⅲ度）
意識障害、けいれん発作、肝・腎機能障害など
→入院
熱中症でよくあるのは、炎天下にいる人が急に倒れるパターンですが、中には、夜になって不調を訴えることもあるのです。
夕方以降に頭痛や吐き気など熱中症の症状を訴える人が、そういうたら昼間は暑い場所にいたわ、ということがあります。
暑い環境にいる間に限らず、数時間経ってからも熱中症は起こるのです。
まさか数時間も経ってから熱中症になるとは思わないため、盲点になりやすいパターンなのでお気を付けください。
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